ジモネット代表 平山毅ブログ
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「市民が集めた朝霞の歴史展~米軍基地があった時代~」に行ってきました

2014/2/17 月曜日 2 まちづくり関連, 所沢ニュース

市民が集めた朝霞の歴史展~米軍基地があった時代~

昨日までの開催されていた、朝霞キャンプドレイクの歴史を聞き取り調査する「市民が集めた朝霞の歴史展~米軍基地があった時代~」に行ってきました。

まちの歴史というのは「資源」だと思っています。JAZZバル実行委員をやらせていただいた時、「JAZZと所沢」の掘り起こしがまだまだと考えていました。朝霞でいち早くそういった取組&展示をしているというのを朝日新聞で見て、勉強に伺ってきました。

朝霞では、平成22年から「朝霞市基地跡地の歴史勉強会」というのを朝霞在住の郷土史研究家・有永克司さん(わりと若い方です)と朝霞市都市計画課が中心となって行っていたそう。

展示会へ向けてチームを結成し、情報を集めていき、展示に来た方からさらにパズルのピースのように情報を集める・・・そんな非常に上手な「仕掛け」を各所に感じました。

まちの歴史というのは不思議なもので、専門家でなくてもどんな人の心の中にあるものです。一枚の写真をきっかけに堰を切ったように記憶が戻ったりするのでしょう。朝霞にあったストリップ劇場(朝霞シヨー劇場・朝霞コマ劇場)のイメージが皆に強いようで、来場された方の多くが「ストリップ劇場は・・・」と質問していったそうで、エロは強しです(笑)

前日の大雪で延期になった?トークショーを聴けたのもラッキーでした。

なんとストリップ劇場の土地のオーナーの息子さん(経営は別の人だったそう)も登場。「親父も亡くなったのでカミングアウトします」と衝撃の登場。市会議員を長年つとめて返還に深くかかわった方、当時の基地内で働いていた方などが登壇して、貴重な生の声を聞かせてくれました。

・日本は当時非常に貧しくキャンプのおかげで街に経済効果があった
・キャンプの給料が当時の日本人の給料よりはるかに良かった
・なので朝霞の人々は我が子をキャンプ内で働かせたがった
・キャンプ内で働いている日本人は他の日本人に対して威張っていた
・でも米国軍人ののんびりした価値観に影響されたキャンプで働いている人たちは「怠けたがる」というイメージがつき、しっぺ返しをくらった
・「パンパン」「オンリーさん」と呼ばれた兵士を客としていた女性が街にいた
・そういった人に家を賃貸している日本人も、同じ日本人から見下す発言をされた
・米軍の軍人に対しては誰も何も言えないタブーであった
・朝霞駅前で商店主がボコボコに殴られている時も誰も助けに入らず、警察も見て見ぬふりして逃げ出した。しかし、その時で止めに入ったのは「パンパン」と呼ばれて差別されていた人だったそう

展示を見た後、「Playmate」(店名?)の跡など基地があった往時のふぜいがわずかに残る栄町4丁目、JAZZ喫茶「海」などを見て歩いて帰ってきました。

色々なことを考えさせられましたが、あまり消化できていないのですがざっくり言うと「歴史の前に人間というのはちっぽけな存在だな」と。
いかに人は人に対してくだらない「間違い」や「差別」を行うのものかと憤りを覚えましたし、歴史というのがそういったことをお構いなしに洗い流していくのかとも・・・
歴史や時代というのは正しい正しくないという議論すら意味なく、まぎれもなく存在した「事実」です。
『そういう時代でした』という証言者の言葉が重く心に突き刺さりました。

最後に、写真の掲載には主催の「朝霞基地跡地の自然を守る会」代表の大野良夫さんの了解を得ています。
ちなみに、わたしは「JAZZバル」という少し公的な仕事に近い仕事を受託した業者なので、こういった関わりがありそうなイベントに行った場合は主催者の方にご挨拶するのが筋だと考えています。
「所沢からそういった人が来た」という事実を残すことにもなりますし。

トークショーの動画も実は撮っているのですが、発言者さんにいらぬご迷惑がかかるのはわたしの本意ではないので、掲載はいたしません。
ご興味がある方がいらしましたら個別にお問い合わせください。

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埼玉県商工会議所青年部連合会「平成25年度ヤングリーダー研修会」

2014/2/9 日曜日 0 所沢商工会議所青年部

埼玉県商工会議所青年部連合会「平成25年度ヤングリーダー研修会」

昨日は商工会議所青年部の埼玉・大宮に行ってきました。

珍しいスーツ姿を皆様にサービス♪

なぜ自分が好んで経済団体に入ったのかを考えてみたのですが、

端的に言うと「人と知り合うことができるから」ということだと思います。

(「人は人によって磨かれる」という分科会講演の中のセリフもありましたネ)

経済団体の活動には持ち回りで仕事が発生します。

組織を存続させるための活動もわりとあります。

その経済団体に入って儲かるの?ともよく聞かれますが収支は疑問です。

ただ、経済人と知り合い、人となりを理解する機会というのは経済団体に所属するとか、イベントに参加する以外なかなか無いのではないでしょうか?

何もしなくても自動的に食べていけてればいいんでしょうがね。

あとは自分のプライドです。

経営者をやっているという自身の持ち場に対する誇り。

よそ者&ぽっと出ですが、こいう場に出ても通用してやるぜという誇り。

・・・ということでこれからも頑張りますよ!!

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平成25年度「彩の国経営革新モデル企業」指定式

2014/1/29 水曜日 0 会社・仕事のこと

平成25年度「彩の国経営革新モデル企業」指定式

現在、ホームページを作成させていただいているお客様が「彩の国経営革新モデル企業」に選ばれたので、授賞式に行ってきました(撮影、私)。

伊藤社長おめでとうございます!
http://www.pref.saitama.lg.jp/news/page/news140120-05.html

さいたまスーパーアリーナの会場にはたくさんの元気な企業の方が来場されていて、正直、県西部にはない「勢い」を感じました。

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新田義興(にったよしおき)と「矢口の渡」

2014/1/29 水曜日 0 まちづくり関連, 会社・仕事のこと

東急多摩川線 矢口渡駅

いきなり自撮りですみません(笑) きょうは朝イチから「矢口渡」(やぐちのわたし)近くのお客様のお仕事でした。
副都心線・東横線直通のおかげで、思ったよりアクセスは簡単でした(多摩川駅での乗り換え1回)。

「矢口の渡し」は、所沢にもゆかりの深い新田義貞(小手指ヶ原の戦いなど)の次男・ 新田義興(よしおき)ゆかりの地のようです。
駅前には、新田義興にちなんだ地域活性化の痕跡を見ることができました。

矢口の渡し商店街 六郷用水 矢口の渡商店街 矢口の渡商店街

父の無念を引き継いだのか、何度も鎌倉攻めをしかけたのですが、ここで謀殺されてしまったようです。

義興が謀殺されたのは実家の近くの矢野口(稲城)という説もあるそうで、これもわたしに縁があるようで興味深いです。

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「相棒12」第13話「右京さんの友達」(脚本:真野勝成)

2014/1/25 土曜日 0 プライベート 尾美としのり, 杉下右京, 相棒, 真野勝成

「相棒12」第13話「右京さんの友達」(脚本:真野勝成)

録画したものを今さら見たのですが、今週の「相棒12」第13話「右京さんの友達」は良くつくられた脚本でした。

「真野勝成」という人で、相棒シリーズでは初脚本みたいです。

「孤高の変人」杉下警部と「孤独な隣人」毒島が対峙する物語のように見えて、実はテレビ画面を通して脚本家が視聴者に才能とはなにか、人や社会の評価とは何か、精神的な気高さとは何か?を投げかけているストーリーに感じました。

真野勝成さんという脚本家も犬を2匹飼っているようで、
http://mtcdog.exblog.jp/12386181
毒島は、脚本家自身の投影であることは明白です。

映像、音楽、演技も素晴らしく、脚本家のタクトに忠実に動く「愛」を感じました。
「相棒」シリーズの世界観&お約束の上に脚本がのっかるのが普通なんですが、珍しいケースですね。

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